幻の枝豆 津軽地方の在来品種「毛豆」
青森県には秋にかけて旬を迎える「毛豆」と呼ばれている枝豆がある。
この「毛豆」は、津軽地方の農家に代々伝わる在来品種で、
甘みが強くて味が濃くとても美味しいのですが、
ほとんどが地元で消費されてしまうために出回らず、
「幻の枝豆」と呼ばれているんだとか。
そんな「毛豆」を育てている、一戸さんという方とお会いすることが出来ました。
首から何かをぶら下げてる、怪しげなオジサンが一戸さん。
実はこの方、
おいしい毛豆の味を競う「最強毛豆決定戦」という大会があるそうなんですが、
その大会の優勝経験者で、
しかも、5年連続入賞という記録を持つ、毛豆界のレジェンドだそうです。
最強毛豆ってなんかワイルド!
田舎館村にある一戸さんの畑に連れて行ってもらったら、
「幻の枝豆」が大量にありました!
気になる「毛豆」はこんな感じ!
確かに毛深い!
茶色の毛がフサフサと生えてます!
小6のヒゲぐらいの濃さ。
ちなみにコレは普通の枝豆。
で、コッチが毛豆。
光の角度でぼんやり黄色く毛が光るので、
ちょっとオーラがでてるみたい。。
豆の粒も毛豆の方が大きいです。
毛豆レジェンドの一戸さん曰く、
濃度3.5~4%の塩水で茹でるのがベスト。
時間は、固めが好きな人は5分ほど、
柔らかいのが好きな人は7~8分を目安にするといいそうです。
レジェンドに茹でて頂いた採れたての「毛豆」を食べてみると・・・
メチャクチャウマい!!
味が濃くて甘くて、クリに近いよう風味もあります!
一粒食べると止まらなくなる美味しさ。
さすが「幻の枝豆」と呼ばれるだけの事はあります。。
ちなみに、
1つのさやに、2豆入ってたり、3豆入ってたりしますが、
栄養がさやに届いた後、それぞれの豆に分散するので
1番甘みが強いのは、さやに1豆のモノだそうです!
コレがホントの豆知識!!
9月下旬から10月下旬頃まで旬を向かえる「毛豆」
秋に出る濃いめのビールと組み合わせたら、最高の秋の味覚!
ぜひ1度食べてみて下さい。